PC Engine emulator
”Ootake”確認ページ


快適に動くパソコン環境の場合、知らずにプレイしている人に実機だと言っても
気が付かれないぐらいには動作してくれていると思います。
どのゲームをやっても処理が遅かったり、サウンドにノイズが載る場合は、
この確認ページで、一度パソコン環境をチェックしてみてください。

快適に動かすには、CPUが800MHz〜1.6GHzクラス以上のパソコンが必要です。
※Pentium4(&同時期のCeleron)は、PentiumIIIやPentiumM(CeleronM)や
Athlon(Duron)の「約半分ぐらいの2Dゲーム性能(同じクロックの場合)」になります。
Huカード、CD-ROM2、スーパーグラフィックスの順に、処理は重くなります。

古いビデオチップ(ビデオカード)で、画面が表示されない場合、起動後左下の"Option"ボタン
を 押して、上から3つめの項目を"Use Direct3D"から"Use DirectDraw"に変更して、
"Set"ボタンを押してください。

動作は、フルスクリーン表示が一番軽く、パワーの少ないパソコンでは
ウィンドウで拡大表示するほど重くなります。

重い場合、起動後左下の"Option"ボタンを押して、出てきたオプションウィンドウ上で
"Light(Fast)"ボタンを押し→"Set"ボタンを押してください。軽い設定になります。
この設定の場合、V-Sync(垂直同期)をしないので、スクロール時に画面がちらつきます。
できれば、"Light(Fast)"ボタンを押したあとに上から3番目の項目を"V-Sync 60Hz"
に設定してから"Set"ボタンを押すと、スクロールも綺麗になります。

ドライバ環境をしっかり整えれば、古めのパソコンでも快適に動作可能だと思います。

快適に動かない場合は、まず下記の手順どおりに確認してください。

1.DirectXの更新。マイクロソフトのサイトから、最新のDirectXをダウンロードして
インストールする。
http://www.microsoft.com/japan/Windows/directx/default.mspx
2007.12.17現在、XP/2000用の最新バージョンは「9.0C」です。

2.DirectXが問題なく動いているかどうかのチェック。まず、Windowsの[スタート]メニューから
[すべてのプログラム]−[アクセサリ]−[システム ツール]−[システム情報]をクリックする。
そして、[システム情報]のウィンドウが出たら、[ツール]メニューをクリックし、
[DirectX 診断ツール]をクリックする。

[DirectX 診断ツール]の「DirectXファイル」「ディスプレイ」「サウンド」「入力」のページで
問題が出ていた場合、Ootakeは動きません。各ドライバの更新をしてください。

特に「ディスプレイ」の「Direct Draw」アクセラレータが「使用可能」になっているかどうか、
「サウンド」の「アクセラレータレベル」が「フル アクセラレータ」になっているかどうかを
確認し、それぞれの「テストボタン」でテストもしてみてください。

ここでのチェックで問題がないのに動かない場合も、次のドライバの更新を試します。

3.「ディスプレイ」ドライバの更新。ROMイメージを読み込んですぐに強制終了してしまう場合は
ディスプレイドライバに問題がある可能性が高いです。
「メーカー製のパソコン」の場合、 まずメーカーのホームページのダウンロードコーナーで、
それでも駄目な場合、「チップメーカー(nVidia, AMD(ATI), Intel等)のホームページ」
から、最新のドライバをダウンロードしてインストールしてください。

マイナーメーカーのチップの場合、「ハードウェアの画面引き伸ばし機能」がサポートされず、
極端に遅くなる場合があるかもしれません。その場合不服ですが、nVidiaかAMD(ATI)のビデオ
カードに交換すると確実です。(3D機能は使っていないので、最廉価モデルでも問題ありません)

4.「サウンド」ドライバの更新。音が出ない場合や、ノイズが多い場合、サウンドドライバに
問題がある可能性があります。「ディスプレイ」ドライバの更新と同様に、最新のドライバを
ダウンロードしてインストールしてください。

「ノイズ」に関しては、サウンドチップ(特にUSB製品や、一部のオンボードチップ)の中には
動作が遅いものもあり、 その場合、どんなにCPUが速くてもノイズを防ぐことはできません。

遅いサウンドデバイスに対しても、Ootake側でできる限りの対応はしたいのですが、
ゲームをやるためには、動作が速めのサウンドカードに交換するのもベストと思います。
(こちらの環境「SoundBlaster Audigy2 Value」「Realtek ALC850」では、ノイズレスで実機に
極めて近い表現を確認しています。上記2メーカーでも、USB製品や廉価カード
の一部は遅かったりするようなので、google等で評判を確かめてください。
古い型なら安価で(かつ能力もそれほど劣らず)手に入ります)

5.「ゲームコントローラ」ドライバの更新。操作に遅延感がある場合、ゲームコントローラの
ドライバに問題がある可能性があります。その場合、「Microsoft標準のゲームコントローラ
ドライバ」に戻すことで、機敏に動くようになることがあります。(製品付属のドライバをアンイン
ストールしてください。※振動機能等の特殊機能は使えなくなる場合があります)

6.「チップセット(IDEドライバ)」ドライバの更新。Huカードのソフトは安定して動くのに、
CD-ROMのソフトだけ不安定(遊んでいるとフリーズするなど)な場合、チップセットドライバ(その
中に含まれるIDE・ATAPIドライバ)に問題がある可能性があります。
「メーカー製のパソコン」の場合、 まずメーカーのホームページのダウンロードコーナーで、
それでも駄目な場合、「チップメーカー( Intel, nVidia, AMD(ATI)等)のホームページ」
から、最新のドライバをダウンロードしてインストールしてください。

「MicroSoft標準のIDEドライバ」を使うほうが安定しているチップセットもあります。


7.それでも駄目な場合の合言葉「確認ページの手順は全て試した」。上に書いた手順で
ドライバを更新して、[DirectX 診断ツール]でも問題が出ていないのに、Ootakeがうまく動かない
場合、パソコンの「ハード構成」と「OS」を明記して、「確認ページの手順は全て試した」と、
「ノンサポート掲示板」にて報告いただけると助かります。

Ootake側の不具合や不備の可能性もありますので、動くように対応できればと思います。

全てのハードに対応するのは難しく、性能的に対応できないものもあるかと思いますが、
できる限り多くの環境で、快適に動いて楽しんでもらえればと思っています。


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